日経平均株価(8月10日)@終値2万7888円15銭
Aug
10
主要企業の決算発表を受け、好業績の銘柄に買いが入りました。外国為替市場で円安・ドル高が進み、自動車など輸出関連銘柄が追い風となり、相場を下支えしています。
朝方から買いが先行し、日経平均は上げ幅が300円超え、(7月16日)の「2万8003円08銭」以来の2万8100円台に乗せる場面がありました。その後は主力銘柄に戻り待ちや利益確定の売りが出て伸び悩んでいます。午後には、<麻生>財務相は午前に、今後新たに、経済対策や補正予算の編成は行っていないとの発言を受け、下げに転じています。米株価指数先物が日本時間10日午後の取引で安く推移し、日経平均先物にも短期筋の売りが出て、指数を下押ししています。
新型コロナウイルスの感染再拡大や国内政局など先行きの懸念は根強くありますが、下値は限られた推移を見せています。