3日、東京証券取引所が、株式市場の一日の現物取引の終了時刻を現在の「午後3時」から「午後3時半」へ30分延長する方向で検討に入ったことが、NHKが報じています。情報源は公表されていません。
東京証券取引所の取引時間は現在、午前9時から午後3時までで、休憩時間は午前11時30分から午後時0時30分まで。1日5時間の取引時間は世界の主要取引所に比べて短く、実現すれば、東証の取引時間が変わるのは午前の取引時間を30分延長した2011年以来となります。
2024年にも予定する株式取引システムの更新に併せて実施することを目指し、5月に、取引時間の延長などを検討するワーキンググループを設置し、証券会社や機関投資家らを交えて議論を進めてきています。
10月末に議論の結果を公表した上で、取引時間の変更を正式決定する方針のようで、投資家の利便性を高め、東京株式市場の活性化につなげるのが狙いのようです。
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