日経平均株価(9月9日)@終値3万0008円19銭
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前日までの8日続伸で2500円超上昇と急ピッチの株高が続き、前日には(4月5日)の「3万0089円25銭」以来5カ月ぶりに節目の3万円台に乗せたことで、短期的な過熱感や当面の目標達成感を背景にした利益確定売りが優勢で、午後には、やや下げ幅を拡大する場面がありました。
10日に9月の株価指数先物・オプションの特別清算指数(SQ)算出を前に、短期筋による持ち高調整などの買いは一巡したとみられています。一方、新型コロナウイルス対策の行動制限の緩和で経済が正常化に向かうとの期待は相場を支えました。
足元の株価急伸で投資家心理は強気に傾いており、一段の先高観を背景にした押し目買い意欲も旺盛でした。取引終了にかけては、3万円台の維持を意識した断続的な先物買いが入っています。次期政権の経済政策期待も根強くあるようです。