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- ダウ平均株価(9月30日)@終値3万3843ドル92セント
30日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は大幅に反落しています。30日は月末期末の取引になりますが、序盤は買い先行で始まり値を上げていました。しかし、次第に上値が重くなり、幅広い銘柄に売りが広がり、ダウ平均株価は一時486ドル安まで下落しています。
終値は、前日比546ドル80セント(1.59%)安の3万3843ドル92セントで取引を終えています。
米連邦債務の上限問題交渉難航も市場心理を冷やし、長期金利上昇など悪材料がくすぶり、投資家心理の重荷になっています。また、新型コロナウイルスの感染拡大を背景にしたサプライチェーン(供給網)の混乱による米企業業績への影響も警戒されました。10月中旬に発表が本格化する2021年7~9月期決算の発表が控えています。
市場心理を測る指標となる米株の変動性指数(VIX)は一時、前日比(10%)高い「24台後半」まで上昇しました。不安心理が高まった状態とされる「20」を上回り、投資家の先安懸念を映しています。
インフレ観測の高まりを受けた米長期金利の上昇も株売りを促しています。30日は一時(1.55%)まで上昇し、今週に付けた3カ月ぶりの高水準(1.56%)に近づきました。金利が上昇すると、ハイテクやバイオなど高PER(株価収益率)銘柄は割高感が意識されやすくなります。
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