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- ダウ平均株価(12月9日)@終値3万5754ドル69セント
9日の米株式相場でダウ工業株30種平均株価は、前日までの3日続伸で今週は1100ドルあまり上昇しており、足元で強かった景気敏感株を中心に利益確定目的の売りが出て4営業日ぶりに反落して始まり、朝方に一時177ドル安まで下げています。
売り一巡後は、今週の上昇相場で出遅れていたディフェンシブ株が買われ、半面、景気敏感株やハイテク株の一角が利益確定売りに押され、相場の上値を抑えています。終値は前日比5.9セント(0・00016%)安の3万5754ドル69セントで取引を終えています。
英政府は8日に新型コロナウイルスの「変異株(オミクロン)」の感染拡大を受け、イングランドで行動規制を強化すると発表しました。「変異株(オミクロン)」は重症化する可能性が低いとの観測が市場で広がっているものの、感染力などについての判断は不透明だとする投資家も多いようです。
11月の米消費者物価指数(CPI)の発表を10日に控え、様子見の状況でもあるようです。(CPI)については、総合指数で前年比(6.8%)、コア指数で(4.9%)の上昇が見込まれています。米連邦準備理事会(FRB)はインフレ上昇の長期化への懸念を強めており、これまで以上にタカ派にシフトしていますが、それを裏付ける内容になるとみられています。
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