日経平均株価(12月10日)@終値2万8437円77銭
Dec
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終値は前日比287円70銭(1.00%)安の2万8437円77銭で取引を終えています。
前日の米ハイテク株安の流れを受け、東京市場でもハイテク株をはじめとしたグロース(成長)株を中心に売りが出たことが相場全体を押し下げました。売り一巡後は買い戻しも入り、下値では押し目買いも入り、下げ幅を縮小する展開となりましたが、今晩発表となる11月の米消費者物価指数(CPI)の発表を見極めたいとの雰囲気から、大引けにかけては一部の投資家が持ち高調整の売りを膨らませて一段安となり引けています。
市場では「日本株は米国株などと比べ、PER(株価収益率)などの割安感が強い」との見方もあり、新型コロナウイルスの新たな「変異株(オミクロン)」への過度な警戒感が後退していることも下支え要因となりました。