神戸：ファルコンの散歩メモ

２０日、沖縄県は米軍キャンプ・ハンセン（金武町など）で発生した新型コロナウイルスのクラスター（感染者集団）をめぐり、感染者がこれまでに「１８６人」に上ったと明らかにしています。新たに同基地従業員の日本人１人から「変異株（オミクロン）」を検出。政府は市中感染につながりかねないと危機感を強め、米軍に対して厳しい行動制限を求めています。

沖縄県では１７日に１人、１８日に２人の「変異株（オミクロン）」陽性が判明。４人ともキャンプ・ハンセンの関係者で、＜玉城デニー＞知事は２０日の記者会見で「基地内でオミクロン株が広がっている恐れがある」と語っています。

ただ、米側はコロナ陽性者に対してゲノム解析を行う県や日本政府の要請に応じておらず、１８６人のうちオミクロン株陽性者がどれだけいるかは不明のままです。そもそも、日本政府は日米地位協定によって、米軍関係者に対し検疫による入国時のチェックに関与できません。