「しぶんぎ座流星群」
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「しぶんぎ座流星群」は極大時刻の前後数時間に活動が集中するといいます。4日は新月で月明かりの影響がまったくなく、放射点の高度が高い時間帯に極大を迎えるという最高条件なので、大いに期待がもてそうです。見晴らしが良く空が暗いところでは1時間あたり20個程度は見られると予想されています。
「しぶんぎ座流星群」は、8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」と並ぶ三大流星群のひとつで、うしかい座とりゅう座の境界付近にある放射点を中心として星が流れます。「しぶんぎ座」という星座は今は存在しませんが、かつてこのあたりに「へきめんしぶんぎ(壁面四分儀)座」という星座が設定されていたことからこの名前がついています。母天体ははっきりしていません。
国立天文台が1月1日に発表した情報も同様に、流星の数が増えるのは4日の夜明け前としています。放射点が高い位置にある観察に適した時間帯に活動が極大となる、とても良い条件のうえ、さらに新月直後で月明かりの影響がないため、近年まれに見る好条件だとしています。
なお、気象庁が1月2日に発表した全国の天気予報によりますと、北海道、東北、信越、山陰の一部などを除く地域では観測の機会がありそうです。
Posted at 2022-01-03 03:55
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