ダウ平均株価(1月26日)@終値3万4168ドル09セント
Jan
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前日夕に発表した決算が好感されたソフトウエアのマイクロソフトが大幅高となり、ダウ平均は午前には500ドル強上げる場面がありましたが、午後に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表され、<パウエル>米連邦準備理事会(FRB)議長の会見が始まると長期金利が上昇、ダウ平均は急速に伸び悩んで下げに転じています。
(FOMC)の声明では「2%を優に超える物価と力強い労働市場を踏まえ、委員会は政策金利の誘導目標の引き上げがまもなく適切になるだろう」と次回3月の会合での利上げ開始を示唆しました。併せて「(FRB)のバランスシートの規模縮小に関する方針」を公表し、利上げ開始後に資産圧縮を実施する方針を示しました。
14時半に<パウエル>議長が記者会見が始まると売りが優勢になり、ダウ平均は下げに転じました。議長はインフレ加速に加え、労働市場の強さを強調し、金融引き締めに前向きな姿勢を見せています。前日終値は(1.77%)だった長期金利が一時(1.85%)に上昇したのも、高PER(株価収益率)銘柄の重荷となりました。