ダウ平均株価(3月2日)@終値3万3891ドル35セント
Mar
2
ウクライナ情勢の緊迫や欧米のロシア経済制裁の強化を受けて足元で相場が下落基調を強めており、短期的な戻りを期待した買いが優勢になっています。米原油先物相場が10年10カ月ぶりに高値を付け、石油や素材関連株が買われています。
経済制裁でロシアの原油や天然ガスの輸出が滞るとの懸念から、米指標油種のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物は4月物が一時、1バレル112ドル台半ばと期近物として2011年5月以来の水準に上昇しています。
2日に石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の主要産油国からなる「OPECプラス」が4月も現行の増産ペースを加速しないと決め、需給逼迫が続くとの見方も広がっています。
ナスダック総合株価指数は、219・557ポイント高い1万3752.016で終え、S&P500種は80.28高い4386.54で引けています。