優勝○<若隆景> 「上手出し投げ」 ●<高安>
27日、大相撲春場所(千秋楽・15日目)がエディオンアリーナ大阪にて行われました。関脇<若隆景>、六枚目<琴ノ若>、七枚目<高安>の3人の優勝争いでしたが、本割で3力士とも負け、<高安>-<若隆景>の優勝決定戦となりました。
前頭筆頭<大栄翔>は十枚目<碧山>を「押し出し」、8勝7敗と勝ち越しました。
小結<豊昇龍>は六枚目<琴ノ若>を「下手出し投げ」で下し、新三役として8勝7敗と勝ち越しました。
小結<隆の勝>は八枚目<佐田の海>を「上手投げ」で下し、4勝11敗です。
関脇<阿炎>は七枚目<高安>を「送り出し」、8勝7敗と勝ち越しました。
大関<御嶽海>は大関<貴景勝>を「上手出し投げ」でかち、11勝4敗とし、負けた<貴景勝>は8勝7敗です。
大関<正代>は関脇<若隆景>を「寄り切り」、9勝6敗です。
「優勝決定戦」は関脇<若隆景>(27・荒汐)が七枚目<高安>を「上手出し投げ」で破り、新関脇として1936年(昭和11年)5月場所以来86年ぶりの<双葉山>に次ぐ優勝を決めています。その<双葉山>は1936年から1939年にかけて不滅の「69連勝」を飾った大横綱として知られています。また、福島県出身力士の優勝は、1972年初場所の<栃東>(初代)以来50年ぶりになります。
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