ダウ平均株価(8月1日)@終値3万2798ドル40セント
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ダウ平均は前週末までの3日続伸で1083ドル上昇、7月の月間上昇率は(6.7%)と2020年11月以来の高さでした。相場の過熱が意識され、利益確定を目的とした売りが先行しました。前週までに発表された主要企業の決算が市場予想ほど悪くない内容が目立ち、相場を支えています。
原油先物相場の下落を受け、石油のシェブロンが売られています。原油安になると売られやすい化学のダウと建機のキャタピラーも安く、上昇が続いたハイテク株にも売りが先行しています。
一方、航空機のボーイングが前週末比(6%高)となり、ダウ平均を下支えしました。米当局が中型機「787ドリームライナー」の問題に対処する計画案を承認し、同機の引き渡し再開が期待されています。
ダウ平均は上昇する場面もありました。米サプライマネジメント協会(IMS)の7月の米製造業景況感指数は(52.8)と市場予想(52.1)を上回りました。米景気の底堅さを意識した買いが入っています。
終値は4営業日ぶりに反落し、前週末比46ドル73セント(0.14%)安の3万2798ドル40セントで取引を終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落し、前週末比21.712ポイント(0.2%)安の1万2368.976で終えています。