劇作家<平田オリザ>とロボット研究者の<石黒浩>(大阪大学教授・ATR石黒浩特別研究所客員所長)とのコラボレーションで2010年に発表され、生身の俳優とロボットが共演する異色の世界観が国内外で注目されたロボット演劇『さようなら』を、『歓待』・『ほとりの朔子』の<深田晃司>が監督と脚本を担当して映画化した『さよなら』が、2015年11月21日より公開されます。
原子力発電施設の爆発によって国土の大半が放射性物質に汚染され、政府が「棄国」を宣言した近未来の日本が舞台です。
国民が次々と国外へ避難していく中、外国人の難民「ターニャ」と、幼いころから病弱な「ターニャ」をサポートするアンドロイドの「レオナ」は、避難優先順位下位のために取り残されます。多くの人が消えていくなか、やがて「ターニャ」と「レオナ」は最期の時を迎えます。
「レオナ」役には<石黒浩>教授の開発した本物のロボット、「ジェミロイドF」を起用。「ターニャ」役は舞台版と同じ<ブライアリー・ロング>が扮し、<新井浩文>や<村上虹郎>らが共演しています。
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