ダウ平均株価(8月4日)@終値3万2726ドル82セント
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米連邦準備理事会(FRB)の9月以降の利上げペースを探るうえで、5日発表の7月の米雇用統計に注目が高まっています。発表を前に様子見ムードは強く、方向感に欠ける相場展開でした。4日朝発表の週間の米新規失業保険申請件数は26万件増加したが、市場予想と一致しています。
雇用統計では景気動向を映す非農業部門雇用者数の伸びが6月から減速し、平均時給の上昇率は前年同月比ベースで和らぐとみられています。(FRB)が7月に続き、9月も通常の3倍の(0.75%)の利上げを実施するかの指標として、雇用環境を見極めたい様子見が強くなっています。
3日に5カ月ぶりの安値を付けた米原油先物相場は引き続き下落、半年ぶりの安値を付けました。原油安を受け、石油のシェブロンが(3%)安となり、3日夕に管理部門での人員削減の実施が報じられた小売りのウォルマートは(4%)下げたています。ディフェンシブ株も売りが優勢でした。
終値は反落し、前日比85ドル68セント(0.26%)安の3万2726ドル82セントで取引を終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸しています。前日比52.421ポイント(0.4%)高の1万2720.580と5月上旬以来の高値で終えています。