11日、米労働省が発表しました7月の卸売物価指数(PPI)は前月より(0.5%)低下しています。低下は2020年4月以降で初めてです。6月は(1.0%)上昇していました。7月の前年同月比は(9.8%)の上昇で、6月は(11.3%)上がっていました。
予想は、前月比(0.2%)上昇、前年同月比では(10.4%)上昇でした。
エネルギー製品の価格低下を背景に前月比は予想に反して低下し、基調的なインフレは鈍化傾向とみられます。
6月には(2.3%)上昇していた財(モノ)の価格は前月より(1.8%)下げています、ガソリン価格が(16.7%)下げたほか、軽油、液化石油ガス、家庭用天然ガスも大きく値下がりしています。
一方、食品価格は(1.0%)上昇。6月は(0.2%)下げていました。また、7月のサービス価格は(0.1%)上昇。6月は(0.3%)上がっていました。
変動が大きい食品とエネルギー、貿易サービス部門を除いたコア指数は(0.2%)上昇。6月は(0.3%)上がっており、7月のコア指数の前年同月比は(5.8%)上昇。6月は(6.4%)上がっていました。
10日に発表されました7月の消費者物価指数(CPI)は前月比で(0.5%)低下でした。急騰していたガソリン価格が下落に転じたことが背景にあるようです。
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