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- 日経平均株価(9月5日)@終値2万7619円61銭
5日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前週末比40円09銭(0.14%)安の2万7610円75銭で前場を終えています。
欧米経済が一段と悪化することへの警戒が根強く、運用リスクを回避したい投資家の売りが出ています。日経平均の下げ幅は一時140円に迫る場面があり「2万7511円68銭」の安値を付けています。半面、足元の円安進行(午前9時現在:1ドル=140円53~54銭)が主力輸出企業の業績を支えるとの観測もあって、下値は限られました。
前週末2日の米株式市場では主要3指数がそろって下落しています。同日に発表された「8月の米雇用統計」は非農業部門の雇用者数の増加幅が市場予想並みでした。失業率は小幅に上がっています。米連邦準備理事会(FRB)が積極的な金融引き締めを緩めるほどの内容ではないとの受け止めが株の売りを促しました。
欧州市場では、エネルギー供給を巡る不安が再燃したことで、インフレへの警戒が強まっています。インフレや金融引き締めで欧米景気が下振れするとの不安が日本株に響いています。半面、値ごろ感が出たとみられた主力株の一部に買いが入り、指数を支えました。午後には日経平均が小幅な上昇に転じる場面がありました。
終値は4営業日続落し、前週末比31円23銭(0.11%)安の2万7619円61銭で取引を終えています。
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