<若竹千佐子>ドイツのリベラトゥール賞受賞@『おらおらでひとりいぐも』
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同国の文学協会が1987年に創設され、ドイツで翻訳出版されたアジアやアフリカ、ラテンアメリカ、アラブ地域の女性作家の作品を対象とし、日本人の受賞は初めてになります。
受賞作は夫に先立たれた「桃子」の老境を東北弁を交えてつづり、2017年に第54回文芸賞、2018年に第158回芥川賞を受賞しています。ドイツでは日本研究家で翻訳家の<ユルゲン・シュタルフ>氏が作品をドイツ語に翻訳し、2021年に刊行されました。
また、<田中裕子>が「桃子」役を主演、監督は<沖田修一>が務めた映画『おらおらでひとりいぐも』が、2020年11月6日より公開されています。