『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花「特別編」』@BSテレ東
Sep
16
マドンナ役は第11作『寅次郎忘れな草』、第15作『寅次郎相合い傘』、第48作『寅次郎紅の花』、そして第50作『お帰り 寅さん』にも「リリー」役で出演する<浅丘ルリ子>です。主題歌は、今まで歌ってきた<渥美清>に代わり<八代亜紀>が歌っています。
「満男」(吉岡秀隆)は靴のセールスでの出張中、駅のベンチで伯父の車寅次郎(渥美清)のことを思い出します。恋多き寅次郎、その相手で「満男」の記憶に最初に登場するのは、「リリー」(浅丘ルリ子)でした。
寅次郎が柴又に戻ってくるなり、とらやでひと悶着。そこに「リリー」(浅丘ルリ子)から速達が届き、沖縄で病に倒れ、死ぬ前に寅さんの顔が見たいとありました。
「寅次郎」は大の苦手の飛行機で急ぎ沖縄へ。「リリー」は大喜びします。看病の甲斐もあって「リリー」は退院でき、二人は海辺の漁師の家を間借りし同棲生活を始めます。しかし地元の若い娘に浮かれる「寅次郎」に「リリー」はヤキモチを焼きます。一方「寅次郎」も、歌手の仕事を決めてきた「リリー」に「完全に治ってないのに」と怒り出します。「男の世話になるつもりはない。夫以外の…」と言う「リリー」でした。