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- ファルコン昆虫記(975)幼虫【タケノホソクロバ】
全長15ミリ、橙色の体色に黒いコブが目立つチョウ目(鱗翅目)マダラガ科クロマダラ亜科の【タケノホソクロバ】の幼虫です。
幼虫には、多数の毒棘(毒針毛)があり、人が素手で触れると疼痛や膨疹を生じ、アレルギー反応による皮膚炎を生じることもあります。
幼虫の食草はタケやササなどです。孵化後、竹や笹の葉裏に密集して張り付き、葉を食べながら移動します。成長するに従い分散し、長さ約10〜15ミリ、太さ約2ミリになると、食草の葉裏から糸を垂らして、続々と地表に落下し、分散して、単独で活発に移動するようになります。地表に落下後、地面を這いずっていることはほとんどなく、近くの壁などに登って動き回ります。体色が橙色で黑コブもあり、目立ちます。ちなみに頭部は右側です。
成虫は体長約10ミリ、開張20ミリ内外で全身が黒色。毒はありません。
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