ダウ平均株価(1月27日)@終値3万3978ドル08セント
Jan
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週末を控え、利益確定の売りがやや優勢となっています。一方、2022年12月の個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比(5.0%)上昇し、伸び率は3カ月連続で鈍化し、2021年9月以来1年3カ月ぶりの低水準となっています。インフレが落ち着く方向にあるなか、米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの観測が投資家心理を支え、小幅に上昇する場面がありました。
ダウ平均株価は前日まで5日続伸し、900ドルほど値を上げ、週末を控えて持ち高調整や利益確定の売りが出やすい状況です。一方、朝方に発表されました2022年12月の米個人消費支出(PCE)物価指数は、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数が前年同月比(4.4%)上昇し、市場予想と一致しています。上昇率は11月の(4.7%)から下がっており、(FRB)が重視する物価指標でもインフレが落ち着きつつあるとの見方が改めて強まっています。
ダウ平均の上げ幅は午後に200ドルを超え「3万4164ドル33セント」の高値を付ける場面がありましたが、買い一巡後は急速に伸び悩んでいます。
終値は6営業日続伸し、前日比28ドル67セント(0.084%)高の3万3978ドル08セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比109.297ポイント(0.95%)高の1万1621.710でした。またS&P500種は、10.13(0.25%) 高の4070.56でした。