2月6日の地震から2週間が過ぎたトルコ南部で20日夜(日本時間21日未明)、余震とみられる地震があり、トルコ政府によると、新たに南部ハタイ県で6人が死亡、294人が負傷しています。隣接するシリアでも150人以上が負傷しています
20日午後8時4分にマグニチュード(M)6・4、その3分後にM5・8の地震が発生しています。6日の地震で損傷していた建物が倒壊し、ハタイ県では多くの人ががれきの下に閉じ込められたといいます。内戦下のシリアでも、反体制派が支配する北西部で建物などが崩れた。
トルコ政府によりますと、これまでに6000回以上の余震が発生しています。トルコで避難生活を送る被災者は100万人を超えるとされ、その多くは車の中やテントで夜を明かしているのが現状です。
現地メディアのアナトリア通信や、シリア保健省、国連などによりますと、地震によるトルコとシリアでの死者は4万8000人を超えています。トルコでは4万2310人、シリアでは5939人の死亡が確認されています。
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