ダウ平均株価(3月24日)@終値3万2237ドル53セント
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欧州市場では信用不安の拡大や景気悪化による収益の落ち込みへの警戒から銀行株に売りが出ています。ドイツ銀行の下げが大きく、各国の大手行の売りにも波及しています。ウクライナへ侵攻したロシアへの制裁を巡って米司法省がスイスの大手金融機関を調査していると伝わったことも重荷となりました。
ダウ平均は一時300ドル安の「3万1805ドル18セント」まで下落しましたが、売り一巡後は、24日にセントルイス地区連銀の<ブラード総裁>が、中堅銀行の経営破綻が相次ぐ中で金融システムの安定を目的とするマクロプルーデンス政策の対応は「迅速かつ適切だった」との見解を示し、金融不安から景気が悪化することへの過度な警戒が薄れ、ディフェンシブ株を中心に買いが入りました。
終値は続伸し、前日比132ドル28セント(0.41%)高の3万2237ドル53セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比36.562ポイント(0.31%)高の1万1823.960でした。