日経平均株価(5月8日)@終値2万8949円88銭
May
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大型連休中に外国為替市場で円高・ドル安が進み、輸出関連を中心に採算悪化を懸念した売りが優勢となりました。日本株はこのところ上昇基調で推移していたため、高値警戒感から利益確定売りも出やすい状況でした。
米連邦準備理事会(FRB)は大型連休中に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で(0.25%)の利上げを決めています。市場で金融引き締めの長期化が意識されていることも株式相場の重荷となっています。
ただ、下げ渋る場面も出ています。前週末の米市場で主要株価指数が上昇したことが支援材料になりました。きょう8日から新型コロナウイルスの感染症法上の分類が「5類」に移行し、経済再開を意識した物色が相場全体を下支えしています。
終値は5営業日ぶりに反落し、前営業日比208円07銭(0.71%)安の2万8949円88銭で終えています。