ダウ平均株価(5月24日)@終値3万2764ドル65セント
May
25
米連邦政府の債務上限問題を巡る政府と野党・共和党の協議が決着せず、先行きへの警戒が続いています。半面、ハイテク関連銘柄には買いが入り、相場を下支えしています。
24日、大手格付け会社のフィッチ・レーティングスは米国の信用格付けの見通しを「ネガティブ」とした。米政府の資金繰り策が行き詰まる「Xデー」は早ければ6月1日とされており、積極的にリスクを取りにくい状況が続いています。野党・共和党の<マッカーシー下院議長>は25日朝に「交渉にいくらかの進展があった」との見方を示しながらも、「未解決の問題がいくつかある」と語っています。
売り一巡後は下げ渋り、小幅に上昇する場面もありました。市場では債務不履行(デフォルト)は避けられるとの見方も根強くあります。
終値は小幅に5営業日続落し、前日比35ドル27セント(0.11%)安の3万2764ドル65セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、前日比213.932ポイント(1.71%)高の1万2698.094でした。 S&P500種は、前日比36.04 ポイント(0.88%)高の4151.28でした。