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- ダウ平均株価(5月31日)@終値3万2908ドル27セント
31日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続落して始まりました。債務上限を巡る合意案の下院での採決を31日夜に控え、結果を見極めたいという様子見雰囲気でした。31日発表の中国の経済指標が市場予想を下回り、世界景気の回復が鈍るとの見方も米株相場の重荷となっています。ダウ平均の下げ幅は一時200ドルを超え「3万2739ドル73セント」の安値を付けています。
債務上限問題を巡っては、<バイデン米大統領>と野党・共和党の<マッカーシー下院議長>が27日に合意した案が30日、下院議事運営委員会での採決を7対6の賛成多数で通過しています。合意案に対しては、共和党の保守強硬派の一部に根強い反対論が出ています。31日夜に予定される本会議での採決では可決するとの見方が多いものの、一定の警戒があり、リスク回避の姿勢が出ています。
中国国家統計局が発表しました5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が(48.8)と、市場予想(49.7)を下回っています。好不況の境目とされる(50)を下回っており、中国経済の回復が鈍いとの見方から、景気敏感株を中心に売られています。
31日発表の4月の雇用動態調査(JOLTS)では求人件数が1010万3000件と市場予想(約950万件)を上回りました。労働市場の底堅さを示したと受け止められ、高インフレが長期化するとの見方が強まり、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが継続し、景気が冷え込むとの懸念が相場の重荷でした。
終値は続落し、前日比134ドル51セント(0.41%)安の3万2908ドル27セントで終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落し、前日比82.141ポイント(0.63%)安の1万2935.285でした。
S&P500種は、前日比25.69 ポイント(0.61%)安の4179.83でした。
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