29日午前のニューヨーク外国為替市場では、2023年1~3月期の実質GDP(国内総生産)確定値は、季節調整済み年率換算で前期比(2.0%増)と、改定値(1.3%増)から大幅に上方修正されたことを受け、ドル買い・円売りが加速しています。
円相場は1ドル=144円台後半に下落しています。昨年11月以来7カ月半ぶりの円安・ドル高水準となっています。午前9時現在は144円70~80銭と、前日午後5時比27銭の円安・ドル高です。
実質GDP(国内総生産)確定値は、米国の需要は依然として旺盛で、インフレ圧力の根強さが改めて示されています。連邦準備制度理事会(FRB)は前回会合で利上げを見送ったものの、景気を冷まし、物価安定を図るため、7月下旬の次回会合で追加利上げに踏み切るとの懸念が強まっています。
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