『世の中にたえて桜のなかりせば』@<三宅伸行>監督
Mar
27
「吉岡咲」は、終活アドバイザーのアルバイトをしている不登校の女子高生です。一緒に働く老紳士「柴田敬三」とともに、様々な境遇に置かれた人たちに寄り添いながら彼らの終活を手伝う日々を過ごしていました。
一方、「咲」の担任だった「南雲」は生徒からのイジメが原因で教師を辞め、自暴自棄になっていました。「咲」はひきこもり生活を送る「南雲」の様子を見に、たびたび彼女の自宅を訪れる一方で、イジメの張本人である女子生徒に自分の気持ちをぶつけます。自身も不登校で行き場を求めている「咲」に、「敬三」は病気の妻とかつて一緒に見た桜の下での思い出を語ります。「敬三」夫婦を励ますため桜の木を探しに出かけた「咲」は、ある真実にたどり着きます。
「吉岡咲」に<岩本蓮加>、「柴田敬三」に<宝田明>、「敬三の妻」に<吉行和子>ほかが出演、監督は<三宅伸行>が務めています。