地上での餌探しに飛び降り、周囲を動き回っている体長20センチ余のスズメ目ヒタキ科の【イソヒヨドリ】です。
動きを止める前には【ヒヨドリ】かと思いましたが、頬によく目立つ褐色の部分がありませんので、【イソヒヨドリ】の「メス」だと同定しました。
磯や岩場に多く生息し、外見が【ヒヨドリ】に似ていることからこの和名がついていますが、鳥類学上ではヒヨドリ科ではなくヒタキ科に分類されており、まったく別の種です。
「オス」は頭から喉および背部が暗青色、胸腹部がレンガ色のような赤褐色、翼が黒と鮮やかに色分けされています。一方、メスは全身がうずら模様の茶褐色で薄い水色が入っている毛色です。鱗のような模様があり、雌雄の区別は容易ですが、「若鳥のオス」は「メス」の個体と近似の羽色をしており、雌雄の区別が難しく、「メス」ではなく「若いオス」かもしれません。
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Posted at 2023-09-01 02:24
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Posted at 2023-09-01 02:31
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