7日午前8時42分11秒、三菱重工業は日本初の月面着陸を目指す探査機「SLIM(スリム)」とエックス線観測衛星「XRISM(クリズム)」を載せたH2Aロケット47号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げました。 2機は午前9時半ごろまでに投入する軌道に向けて分離され、打ち上げは成功しました。国産の大型ロケット打ち上げは、今年3月に新型H3ロケット1号機が失敗し中断されて以降は初めてになります。 H2Aでの成功は2005年の7号機から41回連続となっています。 「SLIM」は2024年1月以降、成功すれば日本初となる月への着陸を目指します。