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- 日経平均株価(9月11日)@終値3万2467円76銭
11日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前引けは前週末比62円80銭(0.19%)安の3万2544円04銭でした。国内長期金利の上昇を受け、グロース(成長)株を中心に売りが出ています。円相場が対ドルでやや強含んだことも相場全体の重荷になりました。
日銀がマイナス金利政策の解除に向けて動き始めるとの思惑から、11日の国内債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債利回りは(0.700%)と、2014年1月以来の高水準を付けました。株式市場では金利上昇が逆風になりやすい高PER(株価収益率)の銘柄を中心に売られています。値がさの半導体関連銘柄の下げが目立ち、金利上昇を受けて不動産株も売られた一方、銀行株は堅調でした。
前週末8日の米株式市場で主要株価指数が上昇した流れを受け、朝方は反発で始まりましたが、ほどなく下げに転じ、午前10時半過にでは日経平均の下げ幅は一時200円に迫り「3万2410円31銭」の安値を付け、後場に入り14時過ぎには下げ幅を200円超まで拡大し、「3万2391円69銭」と本日の安値を付けています。
終値3営業日続落し、大引けは前週末比139円08銭(0.43%)安の3万2467円76銭で終えています。
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