『アーバンクロウ』@<橋本一郎>監督
Oct
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ある強盗殺人事件を通して、都会に暮らす人間の狂気と絶望をあぶり出していきます。
ある夏の日、都内の古めかしいアパートの一室で女性が強姦され、現金を奪われた上に、偶然やってきた女性の父親も殺されるという凄惨な事件が発生します。被害女性の父親が資産家だったこともあり、事件は世間の耳目を集めます。
刑事の「赤井一郎」は重要参考人である被害女性「望月澪」の監視任務にあたっていましたが、やがて警察庁関係者が容疑者として浮上します。事件が揉み消されることを恐れた上司の「来栖」は、その焦りを「赤井」へぶつけ、「澪」からの証言を引き出すよう命じます。
「望月澪」に<咲貴>、「来栖」に<津田寛治>が演じ、俳優で自主制作の映画も数多く手がけてきた<橋本一郎>が自身初となる長編映画の監督を務め、主人公の刑事「赤井」役で主演も務めています。