日経平均株価(10月18日)@終値3万2042円25銭
Oct
17
17日発表の9月の米小売売上高が(0.7%増)と市場予想の(0.3%増)を上回り、米経済の底堅さが意識されました。インフレ抑制を目指す米連邦準備理事会(FRB)が追加の利上げに動くとの見方から、米長期金利は再び、(4.8%台)まで上昇しました。18日午前の国内債券市場でも長期金利は上昇し、一時は(0.815%)と2013年8月以来、10年2か月ぶりの高水準をつけています。
17日、米半導体大手エヌビディアは、米政府が公表した先端半導体技術の対中輸出規制の強化策を受けて製品開発に遅れが生じ、対象となる一部の国から事業を撤退する可能性を示唆したこともあり、半導体関連ではアドテストが下落していますが、東エレクやレーザーテクは上昇するなど値動きにはばらつきが出ています。
18日、中国国家統計局が発表した2023年7~9月期の国内総生産(GDP)は、物価変動を除く実質で前年同期比(4.9%増)でした。4~6月期から伸びが縮小したものの、市場予想は上回っています。日経平均株価も中国の(GDP)発表後にやや下げ幅を縮める場面がありました。
終値は続伸し、前日比1円96銭(0.0061%)高の3万2042円25銭で終えています。