「1ドル=141円39銭」
Dec
29
29日の東京外国為替市場で、円相場は反落しました。17時時点は前日の同時点に比べ58銭の円安・ドル高の「1ドル=141円38〜40銭」でした。
28日に米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが出ました。国内実需筋による円売り・ドル買い観測も相場を下押しし、円は「1ドル=141円67銭」近辺まで下げ幅を広げる場面がありました。
米7年物国債入札が「低調」な結果となったことで28日の米長期金利が上昇し、東京市場での円売り・ドル買いにつながりました。28日に円相場が一時「1ドル=140円27銭と約5カ月ぶりの高値をつけており、持ち高調整を目的とした円売り・ドル買いも出ています。年末とあって商いが細るなか、10時前の中値決済に向けて国内輸入企業などによるドル資金の調達が意識されたのも円相場の重荷となっています。