『銭形平次捕物控 女狐屋敷』@BS12トゥエルビ
Feb
9
本日<15:30>より「BS12トゥエルビ」にて、<長谷川一夫>の「銭形平次」シリーズ第12作目として、1957年8月13日より公開されました『銭形平次捕物控 女狐屋敷』の放送があります。
深川芸者「染次」が、踊の温習会で殺されます。そして、その犯人だという芸者「君香」が毒をあおって自殺します。これらの事件は、新興宗教天心教の教祖「天童四郎」が、その黒幕「赤座真乗」に語らせた予言通りにおこりました。同じ頃、天心教の信者の一人、豆腐屋「六兵衛」の死体が本所の川辺に上がります。検屍に当った土地の娘目明し「石原のお品」は、死人の財布から天心の印の入った神鏡を発見しましたが、その帰途数名の覆面の武士に襲われ、「お品」の危いところを助けたのは、一枚の投銭の「銭形平次」でした。
その頃、大富限「美濃屋善右衛門」は、天心教の教祖から、二十六夜待ちの月の出に、竜に噛み殺される、という予言を受け、事実「平次」の面前で命を断たれてしまいます。「平次」は、「染次」も、「君香」も、「六兵衛」も、「善左衛門」と同じ一味に殺されたものに違いないと考え、徹底的に天心教を洗います。今や大奥にまで勢力を伸ばしている天心教のこと故、万一失敗すれば切腹は覚悟の上ですが、「平次」の推理は事件の核心を掴み、重大な決意をした「平次」は、与力「笹野新三郎」に置手紙をし、妻「お静」にそれとなく最後の別れを告げると、決然単身で伏魔殿ともいうべき天心教の本拠へ乗込んで行きます。
「銭形平次」に<長谷川一夫>、「天童四郎」に<伊沢一郎>、「藤間勘美津」に<小暮美千代>、「お園」に<小野道子>、「石原のお品」に<近藤美恵子>、「お半」に<南左斗子>、「お滝」に<矢島ひろ子>、「おみよ」に<若松和子>、「君香」に<江島みどり>、「染治」に<浜世津子>、「八五郎」に<堺駿二>、「お静」に<阿井美智子>、ほかが出演、監督は<加戸敏>が務めています