10日、中国の旧正月を祝う「南京町春節祭」が神戸市中央区の南京町で始まりました。春節祭は中国の旧正月を祝う祭りで、日本三大中華街(横浜中華街・神戸南京町・長崎新地中華街)のひとつの南京町ですが、コロナ禍の昨年は4日間で15万人が訪れましたが、毎年25万人の観光客が訪れます。12日まで開催されています。
1987年(昭和62年)から行われている恒例行事で36回目。旧暦の元日に当たるこの日、広場で能登半島地震の被災地に黙とうをささげた後、けたたましい爆竹の音とともに開幕しています。
南京町広場のステージでは、目にも留まらぬ速さで仮面が変わり、その仕組みが謎であることから、中国の国家機密と称される伝統芸能「変瞼(へんれん)」や中国獅子舞、東京中国歌舞団による雑技が披露されています。
また、神戸華僑博物館で今年2月18日が
生誕100年にあたる小説家<陳舜臣>について展示する春節祭特別展「神戸を愛し神戸を生きた陳舜臣」が24日まで開催されています。南京町・西安門から南へ徒歩数分。春節祭のパンフレットで入館料300円が200円になります。