8日13:00、観客数1万7073人の阪神甲子園球場にてプロ野球オープン戦「阪神ーヤクルト」2回戦が行われました。阪神は「5―6」で敗れ、開幕から続くオープン戦の連敗はついに7にまで伸びています。
開幕前の調整期間とあり、当然ながら勝敗をどうこう問われる時期ではありませんが、それにしても「なんだかなぁ」という感があります。ゲーム序盤の3回までに打線は5点のリードをもらった先発の<青柳晃洋>でした。前日に今季の開幕投手を通達された背番号17は4回56球1安打3奪三振2四球無失点と上々の仕上がりを披露し、ベンチからの信頼に応える頼もしい姿でした。
「5―0」の楽勝展開が突如暗転したのは8回二死一塁の場面でした。5番手として救援登板した<桐敷拓馬>は<増田>を、簡単な右邪飛でうちとりましたが、右翼<前川右京>はこれを失策。3アウトチェンジかと思われたシーンで起きた失策から傷口はどんどんと広がっていきました。
安定した制球力を武器とする<桐敷拓馬>はここから2連続四球とし、気がつけば二死満塁。すると今度は遊撃<小幡竜平>、中堅<森下翔太>らが守りのミスを連発し、このイニングだけで合計4失策。一挙に6点(自責点0)を奪われ、大逆転負けを喫することになりました。