『12日の殺人』@<ドミニク・モル>監督
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『悪なき殺人』で話題を集めたフランスの<ドミニク・モル>監督による2022年製作の『12日の殺人』が、2024年3月15日より公開されます。
<ポーリーヌ・ゲナ>による2020年のノンフィクション書籍をもとに、<ドミニク・モル>監督と<ジル・マルシャン>が共同で脚本を手がけ、未解決事件の闇に飲み込まれていく刑事の姿を描き出しています。
10月12日の夜、女子大学生「クララ」が焼死体となって発見されます。捜査を担当するのは、昇進したばかりの刑事「ヨアン」とベテラン刑事「マルソー」の2人で、「クララ」の周囲の容疑者となり得る関係者に聞き込みをしますが、男たちは全員「クララ」と関係を持っていたことがわかります。殺害は明らかに計画的な犯行であるにも関わらず、容疑者を特定することができません。捜査が行き詰まるなか、「ヨアン」は事件の闇へと飲み込まれていきます。
主人公の刑事「ヨアン」を『恋する遊園地』の<バスティアン・ブイヨン>、相棒「マルソー」を『君と歩く世界』の<ブーリ・ランネール>が演じています。
2023年・第48回セザール賞で作品賞・監督賞・助演男優賞・有望若手男優賞・脚色賞・音響賞を受賞している作品です。