ダウ平均株価(3月28日)終値3万9807ドル37セント
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28日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続伸して始まりました。米経済に対する楽観的な見方や米利下げ観測が買いを支えています。一方、米国の主要株価指数が最高値圏にあるなか、目先の利益を確定する売りも出やすく、上値は重い推移です。
朝方発表の2023年10〜12月期の実質国内総生産(GDP、確定値)は前期比年率(3.4%増)と、改定値(3.2%増)から上方修正されました。週間の新規失業保険申請件数は21万件と市場予想(21万1000件)を下回り、労働市場の底堅さを示しています。
米連邦準備理事会(FRB)が年央にも利下げに転じるとの見方も引き続き相場を支えています。<ウォラー(FRB)理事>は、27日の取引終了後の講演で1〜2月の物価指標が上振れし「想定する利下げの回数を減らしたり、利下げをさらに先送りしたりすることは適切だ」と語っています。もっとも、市場では今後のインフレ鈍化を見込み「6月の利下げ開始の期待はそのままのようです。
前日27日に米主要3株価指数はそろって上昇し、多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は過去最高値を更新しています。29日は「聖金曜日」で株式市場が休場となり、3連休を前に市場参加者が少なく、29日は(FRB)が重視するインフレ指標である個人消費支出(PCE)物価指数の2月分の発表を控え、様子見ムードでした。
ダウ平均株価は、前日比47ドル29セント(0.12%)高の3万9807ドル37セントで、1週間ぶりに最高値を更新しています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比20.06ポイント(0.12%)安の1万6379.46でした。
S&P500種株価指数は、前日比5.86ポイント (0.11%)高の5254.35で、連日で過去最高値を更新しました。月間では158.08ポイント(3.10%)高となり5カ月カ月連続で上昇しています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比20.06ポイント(0.12%)安の1万6379.46でした。
S&P500種株価指数は、前日比5.86ポイント (0.11%)高の5254.35で、連日で過去最高値を更新しました。月間では158.08ポイント(3.10%)高となり5カ月カ月連続で上昇しています。