日経平均株価(4月5日)終値3万8992円08銭
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5日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落し、午前終値は前日比960円90銭(2.42%)安の3万8812円24銭でした。
前日4日の米株式市場で主要株価指数が下落した流れを受け、東京市場では幅広い銘柄に利益確定売りが出ています。外国為替市場で前日夕に比べて円高・ドル安が進んだことも輸出関連株の重荷となりました。株価指数先物への売りが日経平均の下落に拍車をかけています。
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価など主要株式指数は下落しています。米連邦準備理事会(FRB)高官が年内の利下げに慎重な見方を示したことや、原油高でインフレ懸念が意識されたことが響いています。米エヌビディアなど半導体関連の下げが目立ち、東京市場でも主力の半導体関連などへの売りを促しています。
午前の中ごろから日経平均は下げ幅を拡大しています。先高観が後退し、売り圧力を強めました。
終値は大幅に反落し、大引けは前日比781円06銭(1.96%)安の3万8992円08銭でした。(3月15日)以来3週間ぶりに3万9000円を割り込んでいます。