ファルコン植物記(2180)【ハタケニラ】
May
19
側溝脇に咲いていました【ハタケニラ(畑韮)】は、ヒガンバナ科ハタケニラ属(ステゴビル属)の常緑多年草で、名称に「ニラ(韮)」とある通り【ニラ】の花に似ていますが、別種です。
日本では荒地や農地、路傍や舗装路の裂け目などでよく発生する野草ですが、元は北アメリカ原産の帰化植物です。明治時代中期辺りに園芸用として持ち込まれたものが野生化したとされています。
5~6月頃に長さ50cmほどの花茎をのばし、花径15ミリ程度の小さな白い花を咲かせます。散形花序で、花びらは6枚です。