24日18:00、観客数4万2595人の阪神甲子園球場にて「阪神ー巨人」10回戦が行われ、阪神は巨人<戸郷>に「0-1」のノーヒットノーランに抑えられ、伝統の一戦で屈辱的な敗戦に屈しています。
打線は3回まで9つのアウトの内8つが邪飛を含めフライアウトとことごとく打球を打ち上げています。相手の2失策で出塁したものの、得点圏に走者を置く場面が訪れたのは9回。1死二塁の一打同点の好機を作りましたが、<近本光司>と<中野拓夢>が凡退し、得点には結び付きませんでした。
阪神がノーヒットノーランを食らうのは2019年9月14日・中日戦での<大野>以来5年ぶりで2リーグ分立後は7度目。甲子園では1965年10月2日の広島・外木場以来59年ぶりとなりました。甲子園の巨人戦に限れば、沢村栄治に喫して以来88年ぶりの屈辱となっています。
先発<及川雅貴>は、4回まで無失点も、5回に<泉口>に先制の左前打を浴びました。次打者の初球にボールを投じた後に、左手を気にする様子を見せそのまま降板。4回2/3を70球4安打2奪三振2四球1失点(自責点1)で降板、2番手<漆原大晟>に引き継いでいます。
リリーフ陣も<漆原大晟>→<岡留英貴>→<富田蓮>→<浜地真澄>と無失点リレーなだけに、これに応えられない阪神打線が、不甲斐ない状況でした。