「1ポンド=200円台」
May
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27日の外国為替市場で円が対英ポンドで下落し、「1ポンド=200円」の大台を突破しています。
2008年以来およそ16年ぶりの円安・ポンド高水準となりました。
イングランド銀行(BOE)の利下げ開始時期が後ろ倒しとなり、日英の金利差が開いた状態が続くとの見方が広がっています。
イングランド銀行(BOE)が(FRB)を除く他の中銀よりも利下げを遅らせるのではとの見方がポンド円を押し上げています。(ECB)やカナダ中銀は6月の利下げ開始が有力視されている中で、英中銀は早くても8月と見られている状況です。
足元の英消費者物価指数(CPI)がサービス業中心に予想ほど鈍化していないことや、7月4日に総選挙があることもその観測を後押ししているようです。