14日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落し、午前終値は前日比11円45銭(0.03%)安の3万8709円02銭でした。日銀は14日までの金融政策決定会合の結果を、昼ごろに発表する前に持ち高調整の売りが優勢でした。 日銀は昼からの発表で、14日まで開いた金融政策決定会合で追加利上げを見送り、一方、国債買い入れの減額方針を決めています。もっとも国債減額を慎重に進める姿勢を示したうえ、国債購入の減額は織り込み済みとの見方が多く、想定内との受け止めから買いが優勢になりました。 結果発表後に外国為替市場で円相場が円安・ドル高に振れ、「1ドル=158円台」と1カ月半ぶりの安値を付けたことも買い安心感につながっています。 終値は、前日比94円09銭(0.24%)高い3万8814円56銭でした。