18日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続伸して始まりました。同日朝発表の5月の米小売売上高が市場予想を下回りました。米景気の先行き不透明感が意識される一方、米利下げ期待が相場を支えています。
小売売上高は前月比(0.1%増)と、市場予想(0.2%増)を下回りました。自動車・同部品を除くと(0.1%減)でした。4月分は下方修正され、米消費の減速感が強まったと受け止められています。
米金利先物市場では9月の利下げを織り込む確率がやや上昇しました。米長期金利は(4.2%台半ば)と前日比終値(4.28%)を下回って推移し、株式の相対的な割高感を和らげています。
ダウ平均株価は、前日比56ドル76セント(0.15%)高の3万8834ドル86セントでした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比5.21ポイント(0.029%)高の史上最高値更新となる1万7862.23でした。
S&P500種株価指数は、前日比13.86ポイント (0.25%)高の史上最高値更新とな5487.03でした。