28日朝の東京外国為替市場の円相場は「1ドル=160円台後半」と、前日夕から下落して推移しています。
海外時間は1〜3月期の米実質国内総生産(GDP)で個人消費が下方修正となるなどし、軟調な経済指標を受けた米国の長期金利金利低下とドル安で円が買われる場面がありましたが、円売り基調は変わらず。約38年ぶり安値圏での推移が続く中、政府・日本銀行による円買いへの介入姿勢を見せていますが、警戒感もくすぶっています。
円は、午前9時現在「1ドル=160円70銭」で推移(27日午後5時時点は160円54銭)し、27日は海外時間に一時「1ドル=160円29銭」まで上昇、その後「1ドル=160円82銭」まで下落しています。
27日の米国市場では景気減速を示唆する経済指標を受けた米長期金利低下やドル安により、一時160円台前半まで円が上昇しましたが、金利低下が一巡すると26日に付けた約38年ぶり安値「1ドル=160円87銭」付近まで戻しています。
円は対ユーロで「172円台」に下落し、過去最安値を更新。対ポンドでも2008年8月以来の「203円台前半」、対ニュージーランドドルでも「98円付近」と1986年6月以来の安値を付けています。
Posted at 2024-06-28 05:22
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Posted at 2024-07-02 02:00
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