25日午前の東京外国為替市場で円相場は大幅に上昇しました。12時時点は「1ドル=152円58〜60銭」と前日17時時点と比べて2円ちょうどの円高・ドル安でした。
12時前には一時「1ドル=152円53銭」近辺と5月3日以来、2カ月半ぶりの高値をつけています。日銀による追加利下げの思惑から、円の売り持ち高を解消する動きが加速しています。日本株安を受けたリスク回避姿勢が強まったのも円の買いにつながりました。
24日、ロイター通信が日銀が30〜31日の金融政策決定会合で「利上げを検討する」と報じました。国内金利に上昇圧力がかかるなど追加利上げ観測が高まり、これまで積み上げた円の売り持ち高を解消する動きが出ました。
24日の米ハイテク株の大幅安に続き、25日午前の日経平均株価が一時1100円あまり下げています。投資家のリスク回避姿勢の強まりとともに「低リスク通貨」とされる円に買いが入った面があり、目先的な上値抵抗となるような材料がなく、円買い・ドル売りに拍車をかけたようです。
Posted at 2024-07-24 21:53
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Posted at 2024-07-24 22:09
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