「1ドル=146円36銭」
Aug
7
8日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇しました。12時時点は「1ドル=146円58〜60銭」と前日17時時点と比べて10銭の円高・ドル安でした。
10時前には一時「1ドル=145円43銭」近辺まで上昇でした。日経平均株価の前日からの下げ幅が800円を超える場面があり、投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方から「低リスク通貨」とされる円には買いが優勢でした。
11時半ごろには「1ドル=146円88銭近辺と下げに転じる場面も出ています。日経平均株価が次第に下げ幅を縮め、上昇に転じるのと歩調を合わせるように円売り・ドル買いが増えました。
円は対ユーロで小幅ながら下落しています。12時時点は「1ユーロ=160円26〜30銭」と、同4銭の円安・ユーロ高でした。日米株安を受けて朝方は円買い・ユーロ売りが先行しましたが、対ドルでの円売りが増える場面で、ユーロに対しても円売りが波及し、下げに転じています。