第2次世界大戦末期にドイツから20万人以上もの難民がデンマークに押し寄せた事実をもとに、極限状態に置かれながらも信念を貫こうとする家族の物語を感動的に描いた
『ぼくの家族と祖国の戦争』が、2024年8月16日より公開されます。
1945年、ドイツによる占領末期のデンマークにおいて、市民大学の学長「ヤコブ」は、敗色濃厚となったドイツから逃れてきた大勢のドイツ人難民を学校に受け入れるようドイツ軍司令官に命じられ、妻「リス」とともに究極の選択を迫られます。
一家がドイツ人を助ければ周囲から裏切り者と見なされて全てを失う可能性がありますが、救いの手を差し伸べなければ多くの難民が飢えや感染症で命を落とすのでした。そんな中、「ヤコブ」の12歳の息子「セアン」は難民の少女と交流を持ちますが、少女は感染病にかかってしまいます。
『アクアマン 失われた王国』の<ピルウ・アスベック>が父「ヤコブ」、本作が長編映画デビューとなる<ラッセ・ピーター・ラーセン>が息子「セアン」を演じ、監督・脚本は『バーバラと心の巨人』の<アンダース・ウォルター>が務めています。