18日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。午後に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、様子見姿勢で始まりました。ただ、米連邦準備理事会(FRB)の利下げが経済を支えるとの見方は根強く、ダウ平均は上昇する場面もありました。
18日まで開いているでは利下げを決める公算が大きく、利下げ幅は通常の倍にあたる(0.5%)との見方が優勢となっています。参加者の政策金利見通し(ドットチャート)や(FRB)の<パウエル議長>の記者会見などを確認したいという市場参加者は多く、持ち高を一方向に傾ける動きは限られ、小幅な値動きにとどまっていました。
朝発表の8月の住宅着工件数は前月比(9.6%増)の135万6000戸(季節調整済み、年率換算)と、市場予想(131万戸)を上回りました。先行指標となる住宅着工許可件数も同(4.9%増)と、市場予想(1.0%増)以上でした。米経済の底堅さが意識されています。
ダウ平均株価は、前日比103ドル08セント(0.25%)やすの4万1503ドル10セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比54.76ポイント(0.31%)やすの1万7573.30でした。
S&P500種株価指数は、前日比16.32ポイント (0.29%)安の5618.26でした。