23日午前の東京外国為替市場で円相場の下げ幅が拡大しています。10時時点は「1ドル=151円47〜49銭」と前日17時時点と比べ48銭の円安・ドル高でした。
その後、12時時点は「1ドル=151円73〜74銭」と前日17時時点と比べて74銭の円安・ドル高でした。12時すぎには「1ドル=151円83銭」近辺まで売られて7月31日以来、3カ月ぶりの安値をつけています。
米経済へのソフトランディング(軟着陸)期待や11月の米大統領選での<トランプ>勝利の可能性の高まりで米長期金利が高止まりしており、国内輸入企業などによる円売り・ドル買い観測も円相場を押し下げています。